新潟市の繁華街、古町の奥のほうには料亭やスナックなどが集まるちょっと大人で高級なイメージのあるエリアがあります。
江戸時代から続く繫華街、古町花街の芸妓さんはなかなかお目にかかれない存在と思っていましたが、平日だけ開いているカフェではその芸妓さんたちがサービスしてくれるということで、行ってきました。
花街の建物がカフェに
石畳が敷かれた細い路地。ここは古町通りの一本となり、鍋茶屋通りです。
東新道という名前もあるようですが、この名前の方が有名なのかもしれません(Googleマップでは鍋茶屋通りの表記)
このあたりは古くからの繁華街ですが、いまでも夜のお店の看板が出ているのが見えますね。
他の場所では感じられないような非日常感のある通りを歩いていくと、歴史のありそうな建物もいくつか建っています。
東新道という名前もあるようですが、この名前の方が有名なのかもしれません(Googleマップでは鍋茶屋通りの表記)
このあたりは古くからの繁華街ですが、いまでも夜のお店の看板が出ているのが見えますね。
他の場所では感じられないような非日常感のある通りを歩いていくと、歴史のありそうな建物もいくつか建っています。
そのうちの一つ、もとは「美や古(みやこ)」という屋号の待合(※)として営業していたこちらの建物が、今回のお目当てのカフェです。
こちらのカフェは平日の13時~15時しかやっていない、レアなお店です。
※待合(茶屋ともいう)とは、花街にあった三つの業種(三業)の一つで、座敷を貸す役割をもったお店。他の二つは料亭(料理屋)、置屋(芸妓が籍を置き居住する)
こちらのカフェは平日の13時~15時しかやっていない、レアなお店です。
※待合(茶屋ともいう)とは、花街にあった三つの業種(三業)の一つで、座敷を貸す役割をもったお店。他の二つは料亭(料理屋)、置屋(芸妓が籍を置き居住する)
中に入ると玄関。そこで靴を脱いで部屋へ案内してもらいました。
当然ながら芸妓と聞いてイメージするようなお化粧などはしていませんでしたが、れっきとした古町芸妓の方なのでしょう。
アマビエがかわいい |
カフェメニューは抹茶・珈琲・紅茶が揃っています。
せっかくなので抹茶のセットを注文。
注文を待っている間にお庭を拝見。
こぢんまりしていますが、こういう凝縮された庭も良いもの。
傍らにはこちらが待合として利用されていた頃の古町界隈の様子がわかる写真が。
この町にとって、古町芸妓は昔は今よりも身近な存在だったのでしょうか。
私の席は床の間の前。三味線が飾られていました。 |

この時は他のお客さんがいなかったので貸切状態でした。
カフェとして入ることのできる場所はここだけなので、空いていてラッキー
カフェとして入ることのできる場所はここだけなので、空いていてラッキー
しばらくすると抹茶のセットが運ばれてきました。
この博多というお菓子ですが、新潟の菓子屋さんのものでした。
初知りでしたが、おいしかった。
初知りでしたが、おいしかった。
芸妓さんが持ってきてくれた花街に関するパンフレットを読みながらゆっくり過ごす…
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Wi-Fiも飛んでいます |
背後にあった当時から使われていそうなエアコン。
このお店はキャッシュレス決済のみとなっていますが、ギャップが感じられておもしろいかも。
このお店はキャッシュレス決済のみとなっていますが、ギャップが感じられておもしろいかも。
歴史ある花街の建物でゆっくり過ごせるのはなかなか良い体験でした。
ちょうどお稽古をしている音も聞こえてきて、雰囲気良かったです。
この通りを挟んで向かい(左の建物)には日本舞踊の家元の稽古場兼住宅がありまして、そちらからもお稽古の音が聞こえました。
古町の花街は今でも健在ということですね。
細い路地のほうに玄関があるのが珍しい。この透かし彫りも細かくて良いもの。
古町花街の面影
楽器を取り扱っていたらしきお店。
「優良技術の店」というプレートも味がある。
古町の9番町では新しい大竹座ビルが建設の真っ最中。
高校生の時、一度ボウリングをしにいったのがいい思い出です。
どんなビルだったか思いだせないので写真を撮っておけばよかったなあ。
どんなビルだったか思いだせないので写真を撮っておけばよかったなあ。
町中にあった無料駐輪場に自転車をとめていたのですが、その近くのお寺にレンガの建物を見つけたので一枚。
倉庫か何かに使っているのでしょうか。
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