ギラギラした歓楽ビル鶴岡・鶴園ビル-日々の周遊記録

鶴岡に行ったときに、町中で青いガラスが目立つビルがありました。
そのビルは特に有名な物件ではないと思いますが、なんとも惹かれたので写真を撮っていました。
つい最近、そのビルの解体工事が始まったと知り、記事を書こうと思いました。

訪問：2022年9月

メインストリートに立つ

片側アーケードのある商店街、銀座通りから南へ。
鶴岡城の前を通る羽黒街道との交差点にそのビルは立っていました。

商店街から少し離れたところに、こんな歓楽街を一棟に集めたようなビルがあるとは。。
青みがかったガラスと少し複雑な造形に目を奪われました。

お昼ということもあるのかもしれませんが、中はがらんどうのようです。
プレートが外れて裏が丸見えなのが寂しい。

一階のお店は何とも簡易的に補修、というか封鎖されています。
この見た目だけでこのビルがもう生きていないことが感じ取れますね。

ビルの端っこ。
見渡してみると居酒屋やスナックなど、夜に活発になるお店は一通りそろっていたような感じです。

夜はきらびやかだったのでしょうか

最上階の出っぱっている部分も気になりますね～
周りに高い建物もないのでなかなか眺めがよさそうです。

裏側だけ見るとけっこう普通のビルのようにも見えますね。

内部の構造が気になります…小さな町みたいになっていたのかな。

窓はほぼすべて中が見えないようになっていますし、このとき既に寿命は尽きていて解体のめどは立っていたんだろうなあ。

鶴岡市・鶴園ビル。
ネットで調べてみると、当時はかなり賑わっていてディスコなんかもあったようです。
いつにできたのかはわかりませんが、かなり都会的に見えたんだろうな。

鯉川支店

ビルの隣にあるやたら渋い建物。
鯉川酒造という酒蔵の営業支店として始まり、今は酒屋だとか。
昭和21年に建てられたようです。