秋葉原駅近くに関東大震災の前からあるポンプ所があり、それが取り壊されるという情報を見ました。
この前ちょうど東京に行く機会があり、時間があったので見てきました。
解体工事が始まっている
秋葉原駅の北東のエリアに来るのは初めてです。
碁盤の目のような町を進むと既に工事の始まった和泉町ポンプ所が見えてきました。
1922(大正11)年に竣工して今年で101歳。
翌年に起きた関東大震災では奇跡的に生き残り、ここの水が消火活動に使われたという逸話があります。
こんなところにこんなものがあるなんて知りませんでした。
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工事は6月1日から9月20日の予定
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全体的に暖色で温かい雰囲気
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東側は出入り口となっています。
既に取り壊しが始まっているようで、一部が欠けています。
ストリートビューを見ると、5年ほど前まではレンガの小屋と塀もあったようです。
正面に回って見上げてみる。
二階建てで屋上にも出られるようになっているのかな。
ツタが絡んでいてより雰囲気があります!
何といっても2017年まで現役の施設だったというのが驚きです。
外側は後年に新しくなっているようですが、内部の様子が気になりますね。。
西側からも。上の階の様子しかわかりません。
ふとポンプ所の向かいの建物を見ると空き家のようです。
このあたりはほどよく歴史のありそうなお宅があるような雰囲気だったので、一度歩いてみたいですね。
震災も空襲もくぐり抜けたこの建物を見られるのもあと僅かなようです。
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