1934年から今も現役、横浜税関本関の建物を見た

2022年11月19日土曜日

近代建築 神奈川県

t f B! P L

横浜に廃線と動くガンダムを見に行きました。
そこに向かう途中で税関の建物があったので、立ち止まってじっくり見てしまいました。

訪問:2022年9月

堂々たる税関


関内駅から、寄り道しながら海のほうへ向かっていたところ、とても立派な建物を見つけました。
公的な施設であるような雰囲気が漂うこちらは横浜税関本関でした。
横浜はまだほとんど歩いたことがないのでお初です。
今見えている前面の部分は五階建てで、1934年竣工。
この裏には2003年に増築された部分がくっついています。
手前の部分の角。あの飾りは何なのでしょう。
それにずらっと並んでいるものもおそらく実用性は無いのでしょうけど、それが素敵です。
足元にあったもの。汽車や船なんかはとても横浜っぽい。
最上階を見上げると、丸窓が目に入ります。
中から見てみたい。。
正面入り口には三連のアーチ
柱にはYOKOHAMA CUSTIM HOUSEのプレート。
税関ってそうやって訳すんだ。
それと対になるように日本語のプレートも。
横濱ってなっているのが良い。昔からあるのかなあ。

アーチの内側も細かいですね~頂点にある丸い飾りも◎
扉のほうは閉まっていますが、こちらもかなり細かい~
上のほうにある花のような模様も好きです。
いろんな建材が使われている
南の角は丸い形になっています。なぜここだけ。
海のほうへ向かう道沿いには資料展示室の入り口があります。
入ってみたかったけど、開いているのは16時までなので帰りには閉まっていました。
横浜の港に面した扉。この上に塔が立っているのですが、とても収まらない。
この一階の部分だけでもすごくないですか…
道路の向かいへ渡って撮った先ほどの部分がこちら。
この頂上にあるドームが…!これが海から見えたらいい景色だろうなあ。
ちなみに、横浜三塔の一つ、クイーンの塔と呼ばれているようです。
最初に見た面の裏側となる、こちらもかなり迫力があります。
これが今でも使われている施設だなんてなあ…

横浜三塔

さきほど、横浜三塔という概念が出ましたが、図らずもちょうど他の建物も写真に収めていたので紹介します。
税関の斜め向かいの区画にあるのが神奈川県庁本庁舎。1928年竣工。
こちらはキングの塔と呼ばれています。
正面から見たらなお圧巻だと思いますが、それは次の機会に。。
帰り際、日本大通り駅からみなとみらい線に乗ろうとしたときに撮ったこちらは横浜市開港記念会館。こちらはジャックの塔とされています。
1917年竣工、三塔唯一の大正時代です。
改修中で足場に覆われているのが残念ですが、逆に考えるとこの時しか見られない風景かも。

これらの三塔は同じ通りに面していて、簡単に巡ることができます。
みなとみらいなキラキラしたスポットもあればこのような重厚な建物を見ることもできる横浜はやはり好きです。

最新記事

プロフィール

南大東島のハイビスカス
にわかね
Twitterはこちら
廃や跡がつくもの、古い町並みが特に好きな国内旅行好き。
廃線メインのブログもやっています。
『にわかの日々~廃線巡り~』

ブログ アーカイブ

このブログを検索

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
↑クリックしてください!

QooQ