武生で出会ったいち推し建物 / 旧武生郵便局と武生公会堂記念館

こちらは旧武生郵便局です。1914年に建てられ、2000年に登録有形文化財になっています。
郵便局に門柱があるとは、なんと立派な。

まちなか博物館という枠組みがあるらしい

大正あたりに建てられた木造建築って特有の質感みたいなのがありますよね。デザインも。

今では建築事務所が入っているようです。こういう文化財の使い方には憧れますね…動態保存みたいな。

武生公会堂記念館

二つめの建物は、現在では記念館として保存されています。
近くに寄ると迫力が増します。
カクカクしたコンクリート造の建物ですが、周りの建物と比べても異質な感じ。

向かいへ渡って全体像を見ました。
こちらが武生公会堂記念館です。昭和天皇即位の御大典記念行事として昭和4年に完成した建物ということですが、これが町中にあるとなかなかの迫力です。

昭和9年から30年までの間は町役場、その後は公会堂として使われていたようです。

その後老朽化のため取り壊すことも検討されたようですが、保存され平成7年から現在の記念館としてオープンしました。

主塔(と言っていいものか)が目立ちますね～ネットで昔の写真を見るとその上に消防監視所があるのが確認できますが、無くなったようです。

入り口は新しい感じですが雰囲気に合っていますね～
一階の展示は無料だったので見てきました。
主にこの土地の遺跡や、今の市役所の位置にあった府中城についての展示でした。

塔の部分に上階へ上がる階段があります。
真ん中が吹き抜けになっていて、整然とした階段の様子がよく見えました。