新潟市の万代島、その下町と呼ばれる地域は歴史がありそうな建物がちょいちょい残っています。その中には文化財に登録されている立派なものもありますが、今回はその中の一つ、小澤家へ行ってきました。
商家の大豪邸
反対側の角まで来ましたが、高い塀が奥まで続いています。
黒光りする木材がたまらない。反対、南側の通り。
細い通りに面していますが、こちらにも入口があります。
シンとした雰囲気。うっすら雪が積もっているけどそんなに寒くなかったです。
素敵なガラス |
欄間も見事でした。どうやって掘ったのか素人には見当が付きません。屋敷の北側にお庭が広がっています。
この一面ガラス張りの廊下(縁側?)好きなんですよね…この日はお庭に降りられなかったのが残念。この建物は大火があった明治13年以降に建てられたものと推測されていますが、これはこのあたりでもトップクラスに古い建物のようです。
この建物が建てられたころに作られた時計。米国製のようです。米穀商から始まった小澤家は、回船の経営、運送業、地主経営などさまざまな事業を興したまさに豪商だったようです。
台所の棚に貼られていたシール。
この建物は平成14年に小澤家から新潟市に寄贈されたので、それ以前のものが残っています。
台所の上の窓。このあたりは少し新しい雰囲気があります。
その途中の頭上にあるこのパイプはガスが通っていたもの。
新潟市では天然ガスが採れるので、昔は個人宅でも使っていたのですね。
道具蔵のなかでは雛人形が飾られていました。
これらも歴史があるものなので、現在の人形とは顔の雰囲気が違いますね~
この道具蔵は前述の大火よりも前に建てられたものとされています。
色も造形もさまざま。かなり凝っていて、家にもひとつ欲しいくらいです笑
東京の銀座の会社で作られた物っぽい?
この建物は平成14年に小澤家から新潟市に寄贈されたので、それ以前のものが残っています。
台所の上の窓。このあたりは少し新しい雰囲気があります。
最も古い建物、道具蔵
ここからは今まで見ていた母屋を離れて道具蔵へ。その途中の頭上にあるこのパイプはガスが通っていたもの。
新潟市では天然ガスが採れるので、昔は個人宅でも使っていたのですね。
道具蔵のなかでは雛人形が飾られていました。
これらも歴史があるものなので、現在の人形とは顔の雰囲気が違いますね~
この道具蔵は前述の大火よりも前に建てられたものとされています。
その証拠に、天井付近には焦げ跡が残っています。
玄関から廊下
正面から入って真っすぐの廊下にはガラスのランプが並んでいました。色も造形もさまざま。かなり凝っていて、家にもひとつ欲しいくらいです笑
南側の入口には何かの機構が付いていました。
ワイヤーがつながっている先を見ると、ベルが付いていました。
呼び鈴みたいなものでしょうか。
呼び鈴みたいなものでしょうか。
最後、受付のすぐ横にあった金庫に目を奪われました。
重厚感と仰々しさ。。
東京の内国勧業博覧会に関連するものらしい…?菊の御紋が中央に輝いています。
明治14年なので、第二回のものっぽいです。東京の銀座の会社で作られた物っぽい?
中央に進歩と刻まれていて、日本という国を発展させようという気概が感じられて良いですね。
近代化が一気に進もうとしている明治初期の雰囲気を読み取ることができました。
新潟市のこのエリアはまだまだ知らないものがたくさんあるので、ゆっくりと歩き回りたいものです。このあと、すぐ近くにある片桐邸にある喫茶店ゆっくりしてきました。
こちらは鮮魚問屋のお宅です。
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