古い建物や近代建築、整備された花街の区画など、見どころが多かったです。
この医院がある通りは神社の参道になっています。
東側から歩いてきたので、中心部に行く前にまずこちらの建物、高鳥歯科医院を。
1925年築、登録有形文化財ですが、現役の歯科医院です。
石積みのように見えますが、木造です。
右横書きの文字、少しだけ使われているレンガ、六芒星をかたどったマークなど、おもしろい要素がたくさんあります。
診察室は二階にあるらしい |
ここから右側(西側)が重伝建地区ですが、既に歴史のありそうな建物が見えますね。
鹿島区をぶらぶら
狭い道幅の通りに袖壁付きの古民家が並ぶ町並み。
(こんな形をしたチョコが乗ってるクッキーのお菓子ありましたよね)
果たして何のお店だったのでしょうか。。
ストリートビューを見ると。2012年のものに「地産地消をすすめる店」という小浜市の札があったので、飲食店ぽいですが(屋号は「米谷」)
この区画名は通りの端にある案内で分かりました。
二階の手すりに蝙蝠が舞っています。おしゃれ! |
貴船という名前もおそらく有名な神社から取ったのでしょう。
(この廃墟はいったい何の建物だったのだろう…)
花街 三丁町
いよいよ一番気になっていた、花街のエリアへ。
三丁町という地域らしい。
石畳の細道に木造家屋が所狭しと並ぶ…これぞというような風景ですね。手前の建物の軒先にぶら下がっているものは、庚申信仰で代わりに災いを引き受ける庚申さんの使い、身代わり申というものらしい。
玄関先に素敵なタイル |
こういう風景を見ると小京都かなと思ってしまいますが、違うようです。
正式な小京都ではないものの"若狭の小京都"と称されることはあるとか。
細い小路との交差点に、焼き鯖すしで有名な若廣の建物がありました。
この前の晩食べておいしかったなあ。
山のほうに向かって歩いています(通りの真ん中に山頂が見える…山あてか…?)
日曜の朝というせいかまだ観光客もいません。
石畳の通りを独り占めできました。
格子がベンガラ色をしている家屋があることも特徴のようです。
なんときれいに染まっていることでしょう。
通りを歩いていると、格式高そうな建物が見えてきました。
どうやら蓬嶋楼という明治の頃に建てられた旧料亭のようです。
すっかり見慣れていましたが、どの家屋も袖壁が備わっているのが良い。
屋根の下にこの文字を置くのはよく見ますが、こんな簡易的な対応でも効果はあるみたいです。
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