鶴岡市 レンガ造りのポンプ小屋と消防団の半鐘

2022年11月22日火曜日

近代建築 山形県

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鶴岡で見た建物シリーズはまだまだ続きます。
今回は、1920年に建てられた消防署のポンプ車の車庫です。
訪問:2022年9月

旧鶴岡町消防組第八部消防ポンプ庫

前々回の記事で山王町にある建物を見ましたが、この小屋はすぐ近くにあります。
適度にくすみのあるレンガが良い。
側面に付いている扉は閉ざされていますが、そのまま付いています。

こちらがポンプ小屋の正面。どうでしょうこの小さいながらも堂々とした佇まいは。
登録有形文化財です。
元は60mほど離れた場所にあったそうですが、現在地に移され、公衆トイレとして保存されることとなりました。
一棟でも残してくれてありがたい。
トイレになっている手前の部分には当時の写真と解説が掲げられています。
内側もレンガが露わになっている
設備的には何の変哲もない公衆トイレですが、壁や窓は当時から変わらないものっぽいですね。
外から同じ窓を見る。
レンガ積みの壁に瓦屋根の組み合わせに美しさも感じる。。

消防団の倉庫にある半鐘

ポンプ小屋は以上ですが、消防に関連して興味深かったものを。
この時の鶴岡旅行ではいくつかの消防団の倉庫を見つけたのですが、そこに釣り下がっている半鐘がどれも見事でした。
安丹という集落の端にあった倉庫。お寺の梵鐘のミニチュアみたいです。
鐘を叩くための槌もそばにあります。
昭和九年に作られたものか。
大山と呼ばれる地域にあった半鐘。
先ほどのものより表面がはっきり残っている。
後ろをよく見るとハチが巣を作っている…
鶴岡の町中、七日町商店街のあたりにあった半鐘。
どれも竜頭(鐘を吊り下げる部分)、乳(上部に並んでいる突起)が立派ですね。
消防団の半鐘なんてこれまでよく見てこなかったので、発見がありました。
他の地域もこんなに立派なものが付いていたっけ…?
おまけ。最後の倉庫のすぐ近くにあった廃業した銭湯。

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