円筒分水槽。その名の通り水を分けるための円筒形の施設ですが、私の地元にはほとんど存在しないものなのでその存在を知ったのはここ数年のことでした。
ですが、そのフォルムはもちろん、役割なんかを調べていくと興味深く…この間、初めてそれを見ることができたので書いていきます。
貝田新円筒分水槽
本題の円筒分水槽に行く前に、その近くにあるものを見てきました。それがこちらの貝田新円筒分水槽。
これが初めて見た円筒分水槽となりました。

コンクリートと古びた金属が目立つ、きれいな円形に滾々と水があふれてきます。
滾々というかゴウゴウ音がしていますが。
近くに駐車する場所はあるものの、こちらはそこまで有名ではないらしく、ほかに人はいませんでした。
さて次こそ本題のほうへ。
滾々というかゴウゴウ音がしていますが。
近くに駐車する場所はあるものの、こちらはそこまで有名ではないらしく、ほかに人はいませんでした。
さて次こそ本題のほうへ。
観光地化した円形分水槽

こちらが東山円筒分水槽です。
先ほど見たものの対岸にあるのですが、ちょうど観光バスが立ち寄っていました。
先ほど見たものの対岸にあるのですが、ちょうど観光バスが立ち寄っていました。
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祠があります |
円筒分水槽のそばにある駐車場は数台しか停められなかったので、少し離れた駐車場に行きました。
こちらはけっこうな台数が停められそうです。
こちらはけっこうな台数が停められそうです。
こちらが東山円筒分水槽の本体です。
先ほどのものよりも大きく、誰でも見やすいように整備されています。
先ほどのものよりも大きく、誰でも見やすいように整備されています。
こんな構造になっていたとは…先ほど見た貝田新円筒分水槽とも川の下で繋がっているなんて、驚きです。
この円筒分水槽は2020年に登録有形文化財になったようです。
案内板もしっかりあって、この施設の役割がよくわかる。
じっくりと見ていきます。
大量の水がとめどなく溢れてきています。
下の水路まではすこし高さがあり、滝のようになっている。
この人工物だという感じが好きですね。
地下から水が湧いているわけですが、当然ながらポンプなどは一切使っておらず、対岸にある円筒分水槽との高低差を活用しています。
じっくりと見ていきます。
大量の水がとめどなく溢れてきています。
下の水路まではすこし高さがあり、滝のようになっている。
この人工物だという感じが好きですね。
地下から水が湧いているわけですが、当然ながらポンプなどは一切使っておらず、対岸にある円筒分水槽との高低差を活用しています。
上から見下ろすこともできるので登ってみます。
円筒から出てきた水は三方向に流れ、地区によって水の不平等が起こらないようにしています。
少し離れた場所には、円筒分水槽を実寸大で再現した広場がありました。
観光地として力を入れているのが伝わってくる。
観光地として力を入れているのが伝わってくる。
登録有形文化財の案内板もありました。
地中でどうなっているのかがわかりやすい。
地中でどうなっているのかがわかりやすい。
1954年から現役で水を分配している東山円筒分水槽。
きっとこの先もこの地域を潤し続けるのでしょう。
きっとこの先もこの地域を潤し続けるのでしょう。
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