まるで神殿 三井住友銀行大阪本店ビル

2022年9月8日木曜日

近代建築 大阪府

t f B! P L

8月の下旬に関西へ行きました。1日目の大阪、主目的はライブの参加でしたが、その前に気になる建物を見に行くことに。
ですが、その建物を見に行く前に立派な建物に出会ってしまい寄り道することに。

訪問:2022年8月

土佐堀通り沿いに見える神殿

地下鉄の淀屋橋駅から土佐堀通りを西へ歩いていたのですが、その道沿いにかなりどっしりとした建物が目に入りました。
何かと思うと上には見たことのあるロゴマークが。

こちらは誰もが知る大銀行、三井住友銀行の大阪本店でした!
元々の目的だった建物以外はまったくノーマークだったので、この外観には驚きでした。

何といってもこの入り口!左右に立つ円柱がまるで神殿のよう。
こちらはイオニア式という様式だそうです。世界史で習ったなあ。
エントランス上には堂々とした行名。
三井住友ではなく住友三井となっているのは、元々は住友銀行の建物だったからでしょうか。
南側へ回ってきました。
こちらも手が抜かれていませんね~
大阪本店営業本部。従業員入り口だったり…?
この建物を見たとき、近代建物ふうな建物なのではとも思ってしまいましたが、そんなことはありませんでした。
完成したのは1930年(第二期工事。第一期は1926年)という大変歴史のある建物で、当時の最先端デザインだったようです。
アーチの中の彫りもすごい…
等間隔に並んだアーチとその間にある円形の飾り、メダリオン。
デザインにこだわりが感じられて良い…
道を挟んだ反対側には同じテイストを持つ、より現代的な建物が。
こちらは三井住友建設のビルでした。
南西の角。この段々になった曲面よ。
角が丸められているのがおもしろいです。
微妙に色合いが違っている石材も良い味出してます。
こんな立派な石造りの建物の横を阪神高速がかすめていく。
左にあるビルはフェスティバルタワー(2012年竣工)です。
いろいろな時代が入り混じる風景。
西側にも東側と全く同じデザインの入り口がありました。
シンメトリーを追及している感じがたまらないですね~
整然と並ぶ窓も見ごたえありです。
こちらには漢字で行名が入っていますね。
今でも現役っぽい…?
建物を一周して気になっていたのがこの雨水を流す部分。
こちらはガーゴイルと呼ぶのですね。
このビルではライオン(に見える)がモチーフになっているようです。
ただの雨どいにもここまでの凝りっぷりとは。
思いがけず寄ってしまった建物でしたが、かなり満足できました。
こちらの建物、外観だけでなく内部もすごいらしい。。
機会があれば入ってみたいものですが、、

公式HPで紹介されていたのでリンクを貼っておきます↓
住友グループ広報委員会 三井住友銀行大阪本店ビル

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