潟市江南区の沢海(そうみ)という地域にある北方文化博物館。
ここはかつて新潟でもトップクラスの農地を所有していた豪農、伊藤家のお屋敷です。
また、この季節は大藤棚の藤が見事ということでも話題に上がります。
このGW最終日に見ごろを迎えたということで、行ってきました。
こちらは公開されていない建物ですが、早くも素敵なお庭です。
パンフレットにも詳細が載っていないので何の建物かはわかりませんが、昭和初期頃のものでしょうか?
このころの木造建物にはちょっと憧れますね。
名物の大藤棚
メインの建物である主屋を見に行く前に、藤の花を見に行きました。これまで見たどの藤棚よりも大きい。
一番いい時期に来たので、房のように連なる藤の花が一面に垂れ下がっています。
一番いい時期に来たので、房のように連なる藤の花が一面に垂れ下がっています。
家に藤棚がほしい |
この藤棚は樹齢150年の一本の藤の木から広がっています |
伊藤邸 主屋棟へ
藤棚は博物館の敷地のほぼ中心にあります。そのすぐ近くにあるひときわ大きい建物が、伊藤家の主屋棟です。
靴を脱いで上がります(裸足は禁止されているので靴で来ることをおすすめします)
広い空間!奥に見える緑もきれいです。
まずは手前側にある台所から見ていきます |
煤が付いているかまど。実際に使われていたのでしょうか。
時間が止まった大きな振り子時計 |
伊万里焼の大皿 |
伊藤家の提灯 |
かなりレトロな蓄音機です。この下にレコードをセットする部分もありました。
豊かさが感じられます。主屋棟とこれから行く大広間棟に挟まれた中庭の緑。
窓ガラスはこの時代のものらしく、少し波打った感じでした。
見ごたえたっぷり大広間棟
これから、この博物館で最も有名な場所かと思われる大広間棟へ向かいます。
こちらがかつての入口だったのかな。
こちらが大広間。約100畳の広さがあるこちらは、年に数回ほど、特別な行事の際にしか使われなかったかなり格式高いお座敷だったようです。こちらがかつての入口だったのかな。
欄間の透かし彫りも細かい |
奥が見えない…
大広間棟から見る主屋棟も、中庭の緑とのコンビネーションが素晴らしいです。新緑の時期も良いですが、秋にも来たいです |
この大広間ですが、ちょっと前に「鬼滅に出てくるお屋敷みたいだ」って話題になりましたね…笑 ちょうど藤の花も有名ですし。
当時それを聞いて、言わんとしてることはわかりましたが、ちょっと無理やりすぎて笑っちゃいました~でも話題になって訪れる人が増えることはいいことです…!
屋根の上に小窓があるんですね~
主屋棟の二階は博物館
二階から建物や庭を見下ろすのも良いものです。
アメリカから持ってきたビリヤード台 |
田畑の管理には欠かせないものだったのでしょう。
豪邸には欠かせない、金庫 |
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