解体中の中銀カプセルタワービル(2022/4/23の様子)

2022年4月28日木曜日

見納め 東京都

t f B! P L

何か月か前にTwitterでふと見かけた物件。その異様さに驚いたものですが、取り壊しがもうすぐ始まるという情報とともに知ったので一目見たいと思いました。
ちょうど4月の下旬に関東へ行く用事があったので、この機を逃すまいと、カツカツなスケジュールの中見てきました。

訪問2022年4月

最寄りは新橋駅

10時に東京に着き、11時から入場の始まる博物館へ行く前に新橋まで足を伸ばしてきました。

久しぶりに歩く大都会のビル群に翻弄されつつたどり着きました。
向こうに見えるあのビルこそが今回のお目当て、中銀カプセルタワービルです。

ちょうど見やすい位置に歩道橋があったので上りました。
4月12日から始まった解体工事のために一部が覆われていますが、よく見ることができます。やはり異様だ…
カプセルタワーという名の通り、立方体が並んでいるのが何よりの特徴です。
このビルは集合住宅でこのカプセル一つが一室となっているのですが、これらは取り外して交換することが可能だったようです。とにかく他にはないものですね…
向かって左が11階建て、右が13階建てです。
右端のカプセル、突き出ているのでちょっと怖そうですね…
上には中銀の文字。最初はどこかの銀行なのかと思いましたが、そういうことではないようです。
1972年の竣工ということもあり、よく見ると所々が錆びていますね。
規則正しく並んでいるように見えましたが、そうではないみたいです。
この凸凹具合がおもしろい。なんだか生き物みたい。
工事が始まってから約10日だったのですが、まだほとんど残っていたので良かったです。

解体始まる裏手

歩道橋を通って反対側へ。都会は道路を跨ぐだけでも大変です…笑
解体は裏から始まっているようです。
カプセルの全体がよく見れますね。思ったよりも小さいかも。
取り外しが可能な構造ということなので、解体するのも普通のビルとは勝手が違いそうですね。
初めて見たときは異形だと感じましたが、だんだんかわいく思えてきました。
分かる人にはなんとなく分かると思いますが、ガンダムに出てくる「ボール」みたいです。
工事のお知らせにもカプセルタワーの名前がちゃんとあります
時間が迫っていますが、反対側も見ます。
裏側は整列しているんですね。
カプセルごとに若干の違いがあったりして、おもしろいです。
部屋によって設備に違いがあったりするんでしょうか。
奥のブロックの窓には庇みたいなものが付いていますね。
信号機みたい。
表側の角から上を見上げると、思ったよりも凸凹していました。
これは圧巻だ…なんちゅう発想。。
一通り見回ったし、そろそろ新橋に戻る時間ということでこの場所を後にしました。
これは最後に一目見ることができてよかったなあ。

時間が無いと思いつつも、駅までの道のりにある旧新橋停車場に寄ってしまいました。
何年か前に見に行って以来です。
今年は新橋と横浜を結ぶ鉄道ができてから150年の節目ですからね~
新橋駅前ビル。特に有名ではないと思いますが、この造形好きです。

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