【朝日山のネオン】新潟駅前から消えるもの、古町に生まれたもの【古町ルフル】

2022年3月29日火曜日

見納め 新潟県

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新潟駅の表玄関、万代口の周辺では近年いろいろな建物が建て替わっており、駅舎が生まれ変わるのと同時に駅前の風景も変わっていくようです。
今回はこの3月末で点灯が終わり、その後撤去されることが決まっているネオン看板を中心に様々なものを見てきました。

訪問:2022年3月25日

朝日山のネオン看板

新潟駅を使っているなら知らない者はいないと言っても過言ではない、駅前に燦然と輝くあの看板が無くなると知ったときは衝撃を受けたものです。
反対側の南口からもこのようにその姿を見ることができます。
変化の激しい新潟駅の中を通って万代口へ。
駅舎もだいぶかたちになってきました。今年の6月にはついに全線が高架化するようです。
そんな新潟の玄関口の正面に、降り立つ人を迎えるように光っている看板が、日本酒・朝日山のネオン看板です。
三面と思いきや、公式HPによると四面らしい
この規模のネオン看板は今や貴重な存在となっているようです。
これが設置されたのが1975年のことですから、もう47年目だったのですね。
これを見ると新潟駅だなあという感じがして好きだったのですが…ビルの老朽化とあれば受け入れるしかないですね。
かつての万代口の出入り口付近から古町方面を見る。
駅から出てすぐこの景色ですから、やはりネオン看板の存在は大きいです。
正面にはついこの前にオープンしたアパホテルがありますし、右側にあるマルタケビルも建て替えからしばらく経って慣れてきました。
まるで町が生まれ変わっていくようです。
この看板が掲げられている第5マルカビルですが、こちらも建て替えが決まっています。
こちらは1974年の開業。約四半世紀前と考えるとやはりそういう時期なのでしょう。
駅前通り側からビルをよく見てみましたが、右の窓が六角形なのは初めて気が付きました。何回も見ているはずなのに…
地上10階・地下2階というなかなか大きなビルです。
今後の再開発からも目が離せません。

帝石ビル

ちょっとボケてる…
さて、このビルの斜向かいにはもう一棟、建て替えが決まっているビルがあります。
こちらの帝石ビルです。
ビルを見に行く前に、通りを渡ってマルカビルを。
上にある看板はもちろん、ビルが立て替えられ、さらに奥に見えるバスターミナルも無くなるころには、ここから見える風景もがらっと変わっていることでしょう。
それもそれほど遠くない未来のはずです。
本題の帝石ビル前にやってきました。
こちらのビルは帝国石油(現在のINPEX)という企業が1961年に建てたビルです。
今年の4月から解体が始まり、跡地には新たにINPEXのビルが建つようです。
エネオスなんかもそうですし、天然資源が豊富な新潟県は何かと石油会社と縁が深いものが多いですね。
このビルが竣工した1961年当時では、県内最大のビルだったらしいです(Wikipedia情報ですが)。たしかに前新潟駅舎が完成したのが1958年ですから、県内最大というのも合っていると思います。
もう内部はもぬけの殻ですが、60年以上前の駅前がほぼ更地のようだった時代からこの地にあるとは…
余談ですが、この右奥に見えるビルも建て替わりの最中であり、いかに新潟駅前が立て替えラッシュなのかということがよくわかります。
若輩者の私ですらこの駅前の風景の変わりようには驚いているので、昔から使われている方はなおさらでしょう。

さて、このまま古町方面へ進んでいきます。
最近のこの辺のトピックと言えばやはりこちら。
流作場五差路にあるアパホテル&リゾート新潟駅前大通です。
でっかい…新潟市最大らしいですからね~
新潟市って思ったよりもホテルの数が多い気がしていましたが、さらに1001室も増えるとは思わなんだ。
そのすぐ横にはマンションが建設中。
大きなマンションも増えましたよね。
目の前にある歩道橋から。ここから見える風景も随分変わりました。
2014年3月
ちょっと昔の写真を探して持ってきました。
この当時からアパの建物がここに建つということは予告されていていましたが、どうなるかまでは全然知りませんでした。
それとこちらにも有名な日本酒の看板があり、こちらが撤去されるときも寂しく感じた思い出があります。

新たな拠点、古町ルフル

この先、信濃川を渡れば古町へたどり着きますが、せっかくなのでこの日にちょうどオープンした古町ルフルという施設を見てみることにしました。
奥のNEXT21はウクライナの色に
古町モールのすぐ横にこんなにきれいな施設ができました。
めちゃくちゃ今ふうな建物ですね!
エレベーターが赤い柱みたいになっていて素敵。
この場所にかつて大和新潟店があったことは一定の世代以上の方ならご存じかと思います(私は辛うじて親と行った記憶があります)。
その跡地がようやく生まれ変わりました。
この次の日から使われるバス停が封印されている
古町と言えばの西堀ローサにも降りることができるようです。
この空間、思ったよりも深くて大きいので驚いてしまいました。
市役所や大学まで入っています。
ここから古町が活性化していくのでしょうか。
ガス灯とともに
その斜向かいにあった新潟三越が閉店してからもう2年経ちました。
こちらの再開発も検討されているようですし、今後のここ一帯の様子からも目が離せませんね。

というわけで、新潟駅前から古町まで、個人的に注目しているものを見てきました。
この区間は『にいがた2km』として今後の発展が模索されているエリアになるので、今後に期待ですかね!

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